【AFP=時事】ほぼ同時
スーツケースに2つの暴風雨が直撃し、洪水が発生したメキシコ南
キャリーケース西部ゲレロ(Guerrero)州の観光地アカプルコ(Acapulco)で 17日、軍と民間航空会社が足止めされていた観光客らの
スーツケース サイズ輸送を開始した。同国で24時間以内に
キャリーバッグ2つの熱帯暴風雨が発生したのは1958年以来初めて。一部 の被災地では大型店舗からの略奪も発生しているという。
メキシコ軍とアエロメヒコ(Aeromexico)航空、インテルジェット(Interjet)航空は、現地の空港からメキシコシティ(Mexico City)に向け被災者の輸送を始めた。ヘラルド・ルイス・エスパルサ(Gerardo Ruiz Esparza)通信・運輸大臣によると、すでに約600人が臨時便に搭乗しているという。
17日の時点で、現地空港ターミナルは閉鎖されたままとなっており、利用者は避難所と航空会社の管制センターになっているコンサートホール、「ワールド・インペリアル・フォーラム(World Imperial Forum)」から直接、滑走路へと移動している。
インテルジェットのミゲル・アルマン・マニャーニ(Miguel Aleman Magnani)社長は、レーダーが故障し、滑走路が広範囲で浸水被害を受けているため、輸送のための航空機を空港まで移動させるのは困難だったと話している。
ワールド・インペリアル・フォーラムでは、座席を確保しようとする観光客ら約2000人が、仮設のチェックインカウンターに長蛇の列を作っている。
新たに発行されている航空券の料金は、アエロメヒコが115ドル(約1万1400円)、インテルジェットが77ドル(約7640円)。両社は事前に予約を入れていた利用者を優先的に輸送している。
■陸路の開通は早くとも数日後
ミゲル・アンヘル・オソリオ・チョン(Miguel Angel Osorio Chong)内相は、アカプルコへと向かう高速道路2本での被害が大きかったことから、再開通までには2~3日を要するとの見通しを示した。
同内相によると、国内254の自治体に被害を及ぼしたこれらの暴風雨の影響により、約100の河川が氾濫し、これまでに少なくとも47人が死亡、約3万9000人が避難しているという。
他方、AFPの記者によると、高級ホテルなどが点在するアカプルコのディアマンテ(Diamante)地区では、小売大手コストコ(Costco)に数 百人が押し寄せ、商品を略奪したほか、別のショッピングモール2軒でガラスドアが割られ、食料品や家電製品、マットレスなどが盗まれているという。
posted by スーツケース at 16:50|
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